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オフィス・イズミ ログ

過去2008年度東南アジア旅行の後記

ずいぶんと前になるが、2ヶ月間の08年東南アジア5カ国旅行から帰って着いた時すぐに感じた日本の印象を書く。


08年1月から3月頭の日本の冬の時期を暑い東南アジアで過ごした後に戻った日本は、3月頭なので季節は当たり前だが冬だった。

飛行機が到着して福岡空港の地面に降りたときに見たのは、冬の凛とした冷たい透明で汚れのない空気だった。
早朝の朝日で光る青空にその冷たくて透明な空気感が、暑くてどよんとした感じの東南アジアとは正反対だった。
どよんとした東南アジアと凛とした日本という正反対の感じがした。
それは、ただ単にその日の空気が透明で冷たく身が引き締まる感じが新鮮だっただけなのかも知れないし、広大な飛行場に降りてだだっ広い所での冷たい空気が新鮮なだけだったのかも知れないが。
その新鮮さが、ああ、日本ってやっぱりいいなあと感じさせた。


長期の旅行をして日本に戻ると、ああ、日本ってやっぱり良いなぁと感じる。
旅行自体はもちろん楽しいのだが、戻ると日本の素晴らしさを再発見する感じがする。
しかし、それを感じ続けるのも短い間なのだが・・・。
結局、環境に慣れる、という当たり前のことなのかも知れない。


それ以外には、自宅への帰宅途中で老人が多いな、と感じた。
今では、それが当たり前になって老人多いなあと改めて認識する機会は少ないが、到着後すぐははっきりとこれは多すぎじゃねーの?と思うほど感じた。
旅行をした5カ国と日本は、これから成長しようとする若い国と、もう既に成長して成熟している国、ということなのだろう。
それは統計などからもはっきりと読み取れると思うが、実際道を歩いていて老人多いなあと思うと、うきうきした気分にはならない。
子供ばかりでギャーギャー言ってるとそれもうるせえなあとは思うだろうが、それでも老人ばかりよりマシかなぁ。

結論、日本には良い所がいっぱいある(当たり前か)、しかし既に成熟した国でもある。